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過去の取り組み紹介

体験教室「PCR検査を学ぼう」を実施しました(2.10.26)

 令和2年10月17日(土)に、あきた理系プロジェクトの一環として、秋田大学において、体験教室「PCR検査を学ぼう」を実施しました。

 実験に先立ち行われた講義では、講師の本学大学院理工学研究科の疋田正喜教授から、新型コロナウイルスやPCR法の概要について解説いただき、PCR検査で陰性判定が再検査で陽性に転じる仕組みなどが説明されると、参加者は熱心に耳を傾けていました。

 今回は理解を深めるため、個別実験とし、マイクロピペットも一人に一台用意されました。マイクロピペットを扱うのが初めてだという参加者がほとんどでしたが、教員や学生に指導してもらいながら、実験を進めていきました。はじめはぎこちなかったマイクロピペットの操作も慣れてくると、緊張の中にも楽しむ様子が見られました。
電気泳動の後、結果をイルミネーターで観察すると、約半数の参加者が実験に成功し、全員で結論を共有することができました。

 また、実験後の学生や教員との交流の時間には、今回の実験に関することや進路、大学生活などについて質疑応答やフリートークをしました。

 終了後のアンケートでは、「先生方にアドバイスをいただいてとても助かった。今はできなくても興味を失わず、ためしていきたい。」「TAさんとの会話で知識が高まることが多々あったのでとても良い経験になり楽しかったです。」といった感想が寄せられました。

その他の感想や写真はこちらもご覧ください。

本プロジェクトは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の次世代人材育成事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」採択事業で、理系女子学生の増加、女性人材の裾野拡大を目標に、女子中高生およびその保護者・教員を対象とした取組を実施するものです。