令和3年2月18日(木)に、あきた理系プロジェクトの一環として、秋田大学教育文化学部附属中学校において、出前講座「魚の解剖を体験しよう!−体のつくりの基本理解を目指して−」を実施しました。
今回の出前講座は、本学教育文化学部の石井照久教授を講師に、煮干しを使った魚の解剖体験を中心に、2つの理科室をカメラで中継して行われました。
まず、ハタハタの解剖写真を使って魚の体のつくりや、人体との共通点などについての講義が行われた後、マアジとカタクチイワシの煮干しを実際に解剖しました。
参加者は、目標としていた臓器を取り出したり、魚の体の中を観察したりと、終始興味深い様子で、終了時刻間際まで作業に集中する姿も見られました。
終了後のアンケートでは、「今回の授業で、あらためて自分は生き物の体のつくりや機能に興味があるということを感じ、より一層将来夢を叶えたいという意志が強くなった。」「教科書などを読むだけでなく、実際にふれることでつくりを理解できました。また、思っていたより人間と同じ器官があっておどろきました。」といった感想が寄せられました。
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本プロジェクトは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の次世代人材育成事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」採択事業で、理系女子学生の増加、女性人材の裾野拡大を目標に、女子中高生およびその保護者・教員を対象とした取組を実施するものです。