講演会「北欧における女性の社会進出」を開催しました(H22.8.25)
秋田大学男女共同参画推進室コロコニでは、「北欧における女性の社会進出」というテーマで講演会を開催しました。
はじめにノルウェー王国大使館一等書記官のドッテ・バッケ氏からご挨拶とノルウェーの男女平等政策について簡単なご説明をいただきました。
講師のトーベ・スメスロー氏は「ノルウェーにおける男女平等参画」と題して講演をしていただきました。スメスロー氏はこの講演のために遠くノルウェーからおいでくださり、トロムソ大学医学部附属病院において男女ともにいろいろな職種の方が力を合わせながら治療にあたっている様子や、プレイ・セラピストという日本にはまだ浸透していない職業のお話をしていただきました。
とくに講話の随所で「不可能を可能にする」というメッセージを発していました。難しい課題にもできることから取り組むなど、可能性を模索する真摯な姿勢からは、日本が抱えている様々な課題に対しても同様の姿勢で取り組むべきだと感じました。
最後の質疑応答ではプレイ・セラピストの職業に関することや、ノルウェーの男女平等政策に関する質問が飛び交いました。ノルウェーを通して日本の男女共同参画について考える講演会となりました。
この講演会は、平成21年度採択 文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業 秋田大学「大学間連携と女性研究者支援in秋田」の事業として開催しました。