横手市において「聞き書きボランティア」を実施しました。
横手分校では、11月21日(木)に開催した「聞き書きボランティア学習会」の受講者を対象に、実際にボランティアを実施しました。今年度は学習会を受講した横手城南高校生と平成高校生が主体となり、横手市健康福祉部にも協力をいただきながら活動を行いました。
まずは、12月22日(日)に横手城南高校において生徒17名と横手市鶴谷地に住む6名のお年寄りの方にお越しいただき、ボランティアを行いました。生徒とお年寄りは6つのグループに分かれて聞き書きを行い、生徒は先日の勉強会の内容を思い出しながら、「長い人生の中で楽しかったこと」や「小さい頃の遊びや暮らしについて」など、様々なお話をしていました。
その後、生徒は各自で聞き書きの内容を冊子にまとめ、翌年1月28日(火)に横手市交流センターY2ぷらざで開催した「贈呈会」で、お話して下さったお年寄りの皆さんに冊子を手渡しました。贈呈会では、今後聞き書きボランティアを行う予定である平成高校生や関係者が見守る中、1人ずつ生徒から冊子を読み上げてお渡ししました。途中、笑いが起こる場面や涙ぐむ方もおり、双方にとって良い思い出となったようでした。
また、贈呈会の後は引き続き平成高校生5名と横手ロータリークラブよりお越しいただいた2名の方でグループに分かれ、聞き書きボランティアを行いました。生徒は初めての聞き書きボランティアで緊張している様子でしたが、徐々に打ち解けて笑顔も見られました。
平成高校生と横手ロータリークラブの方との聞き書きボランティアは、2月20日(木)に2回目を実施し、できあがった2冊の冊子は語り手の2人に贈呈されました。