横手市において「聞き書きボランティア」を実施しました。

聞き書きボランティアの様子(7月24日)

 

贈呈会の様子(8月23日)

 

 横手分校では、平成25年度より聞き書きボランティア※の普及に取り組んでおり、これまで地元の高校生を主体として活動を進めてきました。
 今回は、これまで活動を行ってきた横手城南高校生と平成高校生に加え、今年度のオリエンテーションに参加した横手高校青雲館の生徒、傾聴ボランティアの方9名でボランティアを実施しました。

 今年度も横手市社会福祉協議会の協力を得て、地域ごとに実施されているお年寄りが集まり交流する場「いきいきサロン」の中から、7月24日(金)に平鹿町の田ノ植会館で開催されたサロンに参加させていただきました。
 また、これまでは高校毎にボランティアを実施してきましたが、今回は参加者が全員揃っての実施としました。

 ボランティアでは参加者は5グループに分かれ、地域の方から幼少期の思い出や戦争の話など、思い思いのお話を聞かせていただきました。聞き書きを行った後も交流の時間を設け、皆さんお話が尽きない様子でした。

 後日、8月23日(日)にはボランティア参加者と、お話をしてくださった5名の方にお集まりいただき、前回聞かせていただいたお話を冊子にしてお渡しする贈呈会を開催しました。
 参加者一人一人から1冊ずつ手作りの冊子を読み上げてお渡しし、笑いが起こる場面や中には涙される方もおり、双方にとって思い出に残る会となったようでした。

※聞き書きボランティアとはお年寄りの話を聞いてそれを記録し、後生に残す活動で、お話を聞く過程でお年寄りからたくさんの事を学ぶと共に、お年寄りにとっては話すことで生きがいを感じてもらうことを目的としています。