横手市の横手地域において「聞き書きボランティア」を実施しました。(H28.8.4)

聞き書きボランティアの様子(8月4日)


 

贈呈会の様子(9月9日)


 

 横手分校では、平成25年度より聞き書きボランティア※の普及に取り組んでおり、これまで地元の高校生を主体として活動を進めてきました。
 平成28年度のボランティアは平鹿地域と、また、初めてとなる横手地域の2会場で開催し、8月4日(木)の横手地域では、聞き書きボランティアを初めて行う横手高校JRC同好会の生徒3名が参加しました。

 会場は横手市社会福祉協議会の協力を得て、地域ごとに実施されているお年寄りが集まり交流する場「いきいきサロン」の中から、横手市内の安田原下町内会館を設定していただき、普段、サロンに参加されている方にお越しいただきました。

 参加した3名の生徒は聞き書きボランティアの実践は初めてとなるため、緊張した面持ちでしたが、地域の皆さんがとても暖かく迎えてくれ、お話も弾んでいる様子でした。

 後日、9月9日(金)にはボランティア参加者と、お話をしてくださった地域の方にお集まりいただき、生徒たちが作った冊子をお渡しする贈呈会を開催しました。
 生徒一人一人から1冊ずつ手作りの冊子を読み上げてお渡しすると、地域の方から前回のボランティアの様子を撮影した写真や、趣味で作っているという手作りのふくろうのキーホルダーをプレゼントされる方もおり、思わぬプレゼントに生徒たちも喜んでいました。

※聞き書きボランティアとはお年寄りの話を聞いてそれを記録し、後世に残す活動で、お話を聞く過程でお年寄りからたくさんの事を学ぶと共に、お年寄りにとっては話すことで生きがいを感じてもらうことを目的としています。