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金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网附属病院 助教 宮部 結
ロールモデル紹介【「おもしろそう」心のリミッターを外して踏み出す勇気】
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●研究内容を教えてください●
わたしは耳鼻咽喉科医として主に鼻の病気、アレルギーを研究しています。なかでも好酸球とよばれる体の免疫細胞が病気の仕組みに与える影響について調べています。好酸球は体を防御する免疫細胞として重要ですが、必要以上に活性化すると正常な組織まで傷つけます。細胞は生きている状態でどう働くかが注目されがちですが、わたしは好酸球の特殊な死に方が、免疫機能や病気の仕組みにどのように関わっているかを調べています。
副鼻腔炎のうち、「好酸球性副鼻腔炎」とよばれる嗅覚障害や鼻づまりを生じる難病があります。岸田元首相やYoutuberのヒカキンさんがこの病気で手術を受け、話題になりました。ピーナッツバターの様に粘性が高い鼻水が鼻副鼻腔に貯まるのが特徴です。研究結果から、この鼻水の中には多くの好酸球が集まっていて、特殊な細胞死を生じることで、特徴的な鼻水の色調や形状、粘性の形成に関与していることが分かりました。
●進路を決定したきっかけや今の研究をしようと思ったきっかけがありましたら教えてください●
わたしは幼い頃よく病気をする子供で、通院が多く病院への抵抗感は少なかったように思います。小学生のころから漠然と医師への憧れがありましたが、高校生のときテレビで“神の手”と呼ばれる脳神経外科医の特集を見て、医師という職業が憧れから目標となりました。金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网へ入学?卒業し、初期研修を終え耳鼻咽喉科?頭頸部外科学講座に入局しました。耳鼻咽喉科は対象が耳?鼻?のど?甲状腺?頭頸部がんなど多岐にわたりますが、鼻はすぐに観察でき、患者さん側も医師側も治療効果の実感がわきやすく、診療する上で自分の性に合っていると感じています。アレルギーや好酸球が関連する病気は、メカニズムの解明も治療薬の開発もまだまだ発展途上にあり、より臨床に基づいた研究をしたいと感じ、アレルギー?好酸球の研究をしている講座にお世話になり研究を始めました。
●仕事と生活を両立するために実践している事、心がけている事はありますか●
仕事、生活面どちらにおいても「スキマ時間を有効活用すること」、「周囲へ感謝すること」です。幼児2人の育児中のため自宅では自由な時間を確保することが難しいので、同時並行で複数のタスクを進めるために、それぞれの小さな目標設定をしてスキマ時間で少しずつ達成するように心がけています。また、自分の希望をかなえるために協力してくれる家族や、理解を示してくれる職場の先生たちあってこそ、健全に子どもたちが成長し、自分自身のことにも集中できると感じています。いつも助けてもらっていて感謝しながら過ごしています。
●研究者を目指す女性大学院生?学部生の皆さんへのメッセージを一言お願いします●
研修先でお世話になった先生に「面白そうだと思ったことは、自分にも実現可能なことだ」と言われたことがあります。今の自分にとっては分野違いだったり、遠く思える理想?夢だったとしても、興味があれば既にスタート地点に立っていて、自分次第で実現することもできるという励ましの言葉でした。「自分にはできないかも」と思わずに、一歩踏み出すことで面白い世界が広がっているかもしれません。
☆プロフィール(経歴):
金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网卒業→金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网耳鼻咽喉科?頭頸部外科学講座へ入局→県内関連病院で勤務→金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网医学部大学院卒業、医学博士取得→金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网附属病院勤務
金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网医学部附属病院 耳鼻咽喉科?頭頸部外科学講座
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2025.4掲載