本学発明者:水戸部 一孝、吉村 昇
実施者:横手精工株式会社様
本学大学院理工学研究科数理?電気電子情報学専攻人間情報工学コースの水戸部一孝教授は、秋田県内の高齢者の交通事故数の多さに着目し、高齢者が疑似体験を通して、危険性を分かりやすく認識することができるシミュレータを発明し、当該発明は「歩行環境シミュレータ」(特許第5514640号)として権利化されました。当該シミュレータは、エーピーアイ株式会社様(現:横手精工株式会社様)が製品化し、「わたりジョーズ君」として販売されております。
「わたりジョーズ君」は、60インチの3面式スクリーンに3DCGによる疑似的交通環境を表示し、実際の道路を横断しているかのような体験ができる装置です。体験者の方の身体運動?動作のタイミングを測定して、車道横断に必要な歩行能力と判断能力をチェックすることができます。