地域社会コースの紹介

学習の様子

 地域社会コースでは、公共政策領域、生活科学領域、地域環境領域、情報コミュニケーション領域、心理実践領域の5つの領域があり、地域社会の現状から問題点をみつけ、どのようなアプローチが必要かを考え、それを実行するための知識を身につけることができます。コースとしてはとても幅広い領域にまたがっていて、自分の学びたいことを自由に選択することができます。
 5つの領域の中からいくつかの領域を選択することができます。実際に私たちは心理実践領域を専攻しますが、ほかの領域では主に公共政策領域と地域環境領域などの分野を学びます。つまり、心理学に偏ることなく、他のさまざまな領域から地域支援に関わる社会科学的なあらゆる視点を得ています。はじめにほぼすべての分野を基礎から学び、次にその中から自分の興味がある分野を専門領域とし、実習や演習を重ねより深く学んでいきます。実習では、実際に現地に赴いて調査するフィールドワークとして、例えば自治体の調査活動に参加する機会などがあります。心理領域では実験としてアンケートを作成して自分の知りたいことを統計データに表したものと実際との関係性を調べる活動をしました。
 これらの分野を学ぶことで、現代の地域社会で起こっている問題を様々な視点から考察できるようになり、社会のあらゆる場面で活躍できることを目指しています。
 学校生活では、領域ごとに実習などを通してその領域の仲間同士で交流を深めていくことができます。難しい勉強なども互いに教えあって乗り越え、日々のことを相談しあうなど、とてもよい雰囲気の中で学生生活を過ごせています。また、他領域の友人と情報交換をするなど自身の領域以外の授業をきっかけに交流もうまれています。

執筆者
村田礼仲 平成26年度入学 宮城県聖ウルスラ学院英智高等学校出身
小林由佳 平成26年度入学 山形県立山形北高等学校出身