金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网大学院教育学研究科は、平成元年に2専攻5専修で創設されました。以後、「教職大学院」制度の導入により、平成28年度から教職実践専攻と心理教育実践専攻の2専攻となり、現在に至っています。本研究科の目標は、高度な専門性を有し、初等中等教育を担う質の高い教員を養成すること、および臨床心理学の専門知識に基づいた、人の心に寄り添う臨床心理士等を養成することにあります。修了生は学校現場や県教委等での指導的な役割、そして医療?保健?教育関係等で心理専門職としての役割を果たしています。

教職実践専攻は、教育専門職としての深い学識と卓越した実践力を培うことを目的とする教職大学院(専門職大学院)であり、「学校マネジメントコース」、「カリキュラム?授業開発コース」、「発達教育?特別支援教育コース」の3つのコースから構成されています。本専攻の特徴は、教科内容を包括したカリキュラム開発に力点を置いた科目構成となっていること、および管理職養成に特化した学校マネジメントコースが設置されていることです。学校マネジメントコースは2年(条件を満たせば1年)制で、現職教員に限定されますが、他コースは2年制で、現職教員と学部卒の院生が所属します。多くの授業は現職?学部卒の垣根無く、ともに学び合い、現職院生は若手へ実践知を伝える能力を、学部卒院生はベテランから実践知を引き継ぐ力を獲得します。いずれも修士論文がない代わりに、実践研究報告書の作成?提出が必要となります。また本専攻を修了すると、教職修士(専門職)の学位および専修免許状が授与されます。

心理教育実践専攻は、日本臨床心理士資格認定協会より第1種認定を受けており、「臨床心理学コ—ス」のみで構成されています。本学の教育文化学部には臨床心理相談室が設置されているため、有資格者である大学教員の指導?監督のもと、面接の担当や陪席を通して実務経験を積むことができます。またデイケア?児童相談所、司法矯正施設等での実習により、さまざまな実践知を修得することができます。本専攻を修了するには修士論文の作成?提出が必要となりますが、修了すれば修士(教育学)の学位が授与されます。また臨床心理士?公認心理師?学校心理士の受験資格を得ることができます。

現代は変化が著しく、学校教員に求められる素養も格段にその幅が広がってきています。また社会全体の多様化?複雑化に伴い、心のケアをおこなうカウンセリングが果たす役割も大きくなってきています。このような時代に対応するためには、それぞれの学びのなかで、より高度な専門性と豊かな人間性を培うことが必要です。

    

本研究科は、このような時代変化と社会からの要請に基づき、即戦力となる修了生を世に送り出すために、日々進化を続けています。各専攻の特徴や魅力を知っていただくとともに、ぜひこの環境で学び、高度専門職として社会に貢献することを目指してください。

教育学研究科長 大橋 純一