こども発達コースの紹介
コースでの学び
こども発達コースは主に乳児期や幼児期を中心としたこどもへの保育や教育の方法やあり方について学んでいくコースです。「幼児教育&保育学」「教育学」「心理学」の3つの観点から「こども」と「発達」の両方を見つめることができます。コースとしては幼稚園教諭や保育士、小学校教諭などの育成に力を入れていますが、取得可能な教員免許状や資格は学校教育課程の中で最も多く、特別支援教育や心理学など一人一人が自分の興味、関心に合わせて多様な学びをすることができます。
授業での泥だんごづくりの様子です。保育の学習では座学だけではなく実際に活動することも多く、机に向かった勉強だけでは分からない様々なことを自らの五感を使って学んでいます。
乳児保育の実習の様子です。赤ちゃんの人形を用いて着替えや沐浴の練習をします。離乳食を食べて見る、ミルクを作るといった活動もあります。
学生生活について
こども発達コースは他のコースと比較して女子の割合が高く、常に和気あいあいとしていて賑やかです。特に同じ学年の学生間での交流が盛んで、イベントをしたり、講義の空きコマに学生会館でおしゃべりをしたりしています。こども発達コース及びその前身となった発達科学専修で学ぶ先輩方も、自分の体験を元に履修の相談や授業、課外活動など様々な面で後輩をサポートしてくれる人が多く、とても温かい雰囲気のなかで学生生活を送っています。
おわりに
こども発達コースは幼児教育だけの限られた専門ではなく、こどもを通して人間の生涯学習、生涯発達など様々な分野に関心を広げ、自分のやりたいこと、学びたいことを幅広く実現できるコースです。多様な人間関係、学問分野のなかで将来の自分を磨いていきましょう。応援しています。
佐藤美月 平成27年度入学 秋田県立横手高等学校出身