研修先での学習内容等
ビクトリア大学ではEnglish Language Centreというところで授業を受けました。初日にはクラス分けのためのテストを受けてレベルごとのクラスに分けられて授業を受けていました。月曜日から木曜日まで、午前?午後それぞれ違う先生が授業をします。授業では、発音?文法?新しい単語などを、ビクトリアについてのプレゼンテーションやカナダの人々の暮らしといったトピックの下で学びました。発音についての指導は特に力になりました。大学の英語の授業では発音について細かく触れることがないので、授業で重点的に教えてもらえてよかったです。最後の週にはこれまでの振り返りとしてスピーキングのテストや音読のテストがありました。日本で受ける英語の授業とは形式や宿題もかなり違いましたが、内容はとても充実していたと感じます。ホームステイからも学ぶことはありました。ホストファミリーからカナダの人のことを聞いたり、日本で英語を話していても話題に上がらないようなことを話す機会も多かったので、語彙も増え、以前よりスムーズに英文が出て来るようになりました。
研修期間の生活面について
4週間の滞在はホームステイでした。私のホストファミリーはホストマザーとホストシスターで、ベジタリアンでした。最初はホストファミリーが予想より静かな人たちだったので仲良くできるか心配していましたが、こちらから質問をしたり自分のことを話したりしていくうちに打ち解けていきました。お母さんが作る料理はどれもおいしくてベジタリアンではない私でも、食べていて物足りないなどと感じることはありませんでした。魚や肉が食べたければ外食した際など自分で買って食べられます。あちらでの滞在中健康でいられたのも健康的な食事を作ってくれたホストマザーのおかげかもしれません。また、ホストマザーはとても親身になって私の話を聞いてくれて、アドバイスをくれました。違う国に住んでいるけれど、話をしているとどこか価値観が似ているような気がしました。そのためか、何かあればホストマザーと話すのが心の支えとなっていました。最終的にはとても快適に滞在させてもらえて感謝しています。
研修期間全般にわたる感想
研修は満足のいくものでした。授業も発音を細かく教えてもらったり基本的な文法の復習をしたり新しい単語をクラスメートと教えあって覚えるなどと内容の濃いものでした。自由時間も十分にあったので友達と出かけてビクトリアの街を楽しむことができました。研修先での出会いも私の視野を広げる経験となったと感じます。ホストファミリーと過ごした時間もとても貴重でした。研修に参加する前から長期留学のことを考えていたので、1か月海外で生活しながら勉強するという経験ができて今後の計画を立てる上で参考になりました。
今後の勉学計画
1か月の研修でどれほど英語が伸びるのか、今まで考えていた長期留学への考えがまとまるのか不安でした。英語については、研修を受けたことで以前より英会話に自信がつきました。特に発音のコツや文法に気を付けながら話すことができるようになったので、さらに向上していけるよう英語の勉強を続けたいです。また、長期留学については1か月行くことで、1年間海外で生活しながら勉強することの大変さが見えてきました。しかしそれとともに、1年間海外で頑張ってみたいという気持ちもさらに強くなりました。まだ何をどこで勉強するかはっきりと定まっていませんが、今後は授業に励みつつ情報を集めて長期留学へ向けた準備を進めていきたいです。