こんにちは、教育文化学部地域文化学科の三浦純玲です。台湾の龍華科技大学で交換留学生として約1年間の留学生活を送りました。
龍華科技大学は、桃園県という場所に位置し、台北の中心部までは地下鉄やバスに乗って40?50分ほどです。台湾は交通費が非常に安いので、気軽に出かけることができます。連休や冬休み、夏休みを利用して台中や高雄へ旅行することも可能です。
大学で私は主に、中国語と英語の授業を受けました。中国語の授業のクラスメートは、ほとんどがベトナムから来た学生さんたちです。彼らはとってもフレンドリーに接してくれました。私は台湾に来たばかりの頃、中国語がほとんど聞き取れない、話せないという状態でした。先生が喋っていることも曖昧にしか分からないことも多々ありましたが、だんだんと聞き取れる、話せるようになりました。日本人は漢字を見れば何となく意味を推測することもできるし、台湾は繁体字を使用しているので、より親しみやすく学習できると思います。英語の授業は、先生が台湾人の場合、中国語で英語を学ぶことになります。一学期目はまだ中国語に自信がなく、ハードルが高いと感じたため、二学期に受けました。
龍華科技大学には学生寮があり、学期中は4人部屋で、冬休みは2人部屋で留学生活を送りました。ルームメートとは、すごく仲がいいといった感じではないですが、お互い干渉しすぎず平和に過ごしました。寮にはトースターや電子レンジはありますが、キッチンがなく少々不便です。冷蔵庫も3台しかなくいつも物がぎゅうぎゅうに詰まっており、部屋番号と名前を書いても、自分の物が盗まれることもたまにありました。寮の中にはゴキブリやネズミがおり、清潔とは言い難いです。どうしても我慢できない人は自分で部屋を借りることも出来ますが、台湾は温暖なためこのような問題は諦めるしかなさそうです。
最後に、台湾人は親しくなったら、温かく接してくれる性格の人がとても多いです。留学中も沢山の方に助けてもらいました。皆さんも、ぜひ台湾で価値ある経験をしてみてください。
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