夏のフィンランド
ラップランド応用科学大学のおいしい学食
凍った湖
極寒の冬
こんにちは! ラップランド応用科学大学に留学していた、石塚光里です。
私はケミとロヴァニエミの二箇所で一年間勉強しました。どちらも自然が豊かでゆっくりと時間が流れている場所です。ケミでは社会福祉学を学びました。授業の一つとして実習があり、高齢者施設、教育施設、障害者支援施設で朝から夕方まで社会人と同じように現場にたたせてもらいました。
ロヴァニエミでは観光学を学びました。グループワークが多く、企業が授業に参加し、イベントを一緒に作り上げることが多かったです。魅力的なのは、自分が計画したものが実際に社会に出て実現されることだと思います。
フィンランドは自然が本当に美しい場所です。冬はオーロラ、ブラックフォレストそして、夏が近づくと白夜が始まり、町が緑いっぱいになります。ラップランド州に住む人は自然に囲まれてなのか、とてもリラックスしています。そして、ワーク?ライフ?バランスがしっかりとしていて、自然を楽しむ術を持っています。
私がフィンランドに来て、文化との衝突など苦労もたくさんありましたが、日が経つにつれていいことがたくさん待っていました。とても親切にしてくれた友達の高齢者さん達との出会い。彼らは親のように私を暖かく迎え入れてくださりました。そして、いつも感じる自然は私の心を癒し、時には-30度の極寒を経験させてくれました。厳しい冬があるからこそ短いけれど美しい夏があるとフィンランド人が教えてくれました。そんな素敵なフィンランドは私が戻りたくなる故郷です。