サンタクロース村にある北極圏の目印
ラップランド応用科学大学
オウランカ国立公園
寮からの眺め
こんにちは、国際資源学部資源政策コースの氏居綾香です。私は2020年1月から5月末までフィンランドのロヴァニエミにあるラップランド応用科学大学に在籍しました。皆さんもご存知の通り、3月頃から急激にヨーロッパでもコロナ感染症で拡大し、帰国命令が出て帰国しなければなりませんでした。それゆえ3月中旬まではロヴァニエミに滞在しその後は日本でオンライン授業を受けていました。
私が履修していた授業は観光学の授業で、3月に開催されるはずであったArctic Design Weekでのイベント企画や観光に関するサービスまたは製品の開発などをしていました。国際資源学部で学んできたこととはほとんど関係のないことで最初は右も左もわからないような状況でしたが、グループワーク等を通じて理解を深めることができるようになりました。また授業を通してどのようにニーズを把握するかやどのようにプロモーションをすると効果的かなどビジネスの実践的な部分を実際に活動をしながら学ぶことができました。
私がロヴァニエミに着いてすぐの頃は外が明るくなるのが午前10時頃からで日が沈むのが午後2時頃でした。起きている時間のほとんどで外が暗かったので最初は太陽が恋しかったです。しかし日が長くなるスピードが日本よりも早かったので1か月経つ頃には気にならなくなっていました。寒さに関しては思ったよりも寒くはなかったですが、スーパーマーケットなどが近くになく20~30分歩かなくてはならなかったので厳しかったです。しかし、寮の中は常に暖かくサウナまでついていました。
この留学で、人生で一度は見たかったオーロラも見れたので留学中断という悔しい思いはしましたが、とても良い経験になり結果オーライになったと思います。