資源学実習
資源学実習とは、秋田県内の資源に関連する施設、鉱山、油田、地質巡検、発電所、製錬所などのフィールドを実際に訪問し、資源の探査や開発、利用がどのようにされているかを実習する授業です。毎年およそ10のコースが用意され、国際資源学部の1年生全員がその中から2つのコースを選択して参加します。資源フィールドが豊富な秋田ならではの授業です。
詳しくはこちらから海外資源フィールドワーク
世界の資源学最前線を学ぶべく、各国の鉱山およびそれに付随する研究機関等を1ヶ月程度訪問し、資源学の実際を学びます。実習地域には、アジア、北米?南米、アフリカ、オセアニアやヨーロッパなどがあり、鉱山企業や石油関連企業、リサイクル関連企業、商社?国際協力機関が実習先となります。資源に関連する現場に立ち、資源国の課題や資源最前線の多くの課題について学習します。
資源環境経済学
日本の産業にとって欠かせない鉱物?エネルギー資源について、資源問題の現状と基礎的な資源経済学の理論について理解することを目標とします。持続可能な開発や資源供給の経済学に関連させる形で環境経済学の基礎のほか、環境の価値や最適な開発水準についての基礎理論、資源開発と環境の関連について学んでいきます。
石油地質学
石油の基本概念、根源岩の特徴とその生成環境、根源岩の熟成過程とそれに伴う石油貯留岩への移動、石油貯留岩の特徴とその堆積環境、石油を鉱床としてとどめるトラップの形態およびシールの重要性など、石油鉱床成立にまつわる基本的な概念を学びます。さらに、国内および周辺海域、東南アジア、オセアニア、中東、北米、中米、南米などを網羅し、石油鉱床の特徴とその成立要因を学びます。
石油地質学
石油の基本概念、根源岩の特徴とその生成環境、根源岩の熟成過程とそれに伴う石油貯留岩への移動、石油貯留岩の特徴とその堆積環境、石油を鉱床としてとどめるトラップの形態およびシールの重要性など、石油鉱床成立にまつわる基本的な概念を学びます。さらに、国内および周辺海域、東南アジア、オセアニア、中東、北米、中米、南米などを網羅し、石油鉱床の特徴とその成立要因を学びます。
鉱物学
資源探査や環境問題に対応できる地球科学系技術者になるために必要な、鉱物資源や岩石の基本となる鉱物の特徴を理解するため、資源鉱物、造岩鉱物、宝石鉱物等の形態とその規則性、結晶の構造、対称性と化学結合等の関係、結晶の安定関係、結晶内部の元素の拡散や結晶成長等について講義を行います。
岩盤工学
岩盤の学力的状態を評価し、地下空洞や斜面の安全な開発設計を行うための知識の習得を目的とします。講義では、岩盤の弱面の状態および初期応力の調査法について学び、開発前の岩盤の状態を評価する手法を修得。さらに、地下空洞や斜面の開発における設計?施工?安全管理法について、岩盤の力学特性を考慮した手法が理解できるよう、学習を進めます。
リサイクル?廃水処理工学
リサイクルの要素技術や鉱山廃水(抗廃水)の処理技術に用いられる物理化学的処理方法の理解を目標とします。(1)資源リサイクルにおける選別技術や分離機構、化学的手法を用いた金属リサイクルの特徴に加え、(2)水質に係わる基礎的な用語、(3)重金属廃水など元素ごとの代表的な処理法等を理解し、廃水中の汚染物濃度や元素に応じた処理方法を学びます。