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資源開発環境コース
Dept.of Earth Resource Engineering and Environmental Science

資源開発環境コース Dept.of Earth Resource Engineering and Environmental Science

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新たな資源開発の時代を拓く技術者を育てる

世界の人々が地球上で持続可能(サスティナブル)に暮らしていくために、2015年国連サミットで、持続可能な開発目標(SDGs, Sustainable Development Goals)が定められました。具体的には、17の目標と169ものターゲットが詳細に決められています。その目標の1つに「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」があります。日本の「鉱業法」でも、鉱物資源の開発の目的は、公共の福祉の増進に寄与するためであり、さらに、開発によって保健衛生上の害があってはならないとされています。SDGsによって、我々は、資源?エネルギーの開発は「みんなのため」であり、かつ「クリーン」でなければならいことを再確認することになりました。このような崇高な理念のもと、ここ資源開発環境コースで学問?技術を学んだ学生たちが、世界に偏在する資源?エネルギーを人に害なく開発?生産し、世界に普遍的に流通させるエンジニアになって欲しいと願っています。

教育?研究分野

資源環境物質循環研究分野

資源開発や水資源保全に関わる金属元素や有害物質の移動?濃集機構について研究します。

エネルギー資源工学分野

実験や数値計算により、石油資源、地熱資源などを効率的かつ環境負荷を与えず生産する方法を研究します。

岩盤工学分野

岩の力学をもとにした岩盤調査、安定性解析、ウォータージェット掘削技術を用い、環境保全型の資源開発について研究します。

地球システム工学分野

石油掘削と貯留層シミュレーションを柱として、石油?天然ガス、地熱、海底鉱物資源の開発やCCSなどの様々な地下工学分野の研究を行います。

資源処理?製錬プロセス工学分野

鉱物資源の分離?濃縮技術やレアメタルなどの資源処理?リサイクル技術、抽出プロセスに関する研究ならびに製錬技術をベースとした希少資源の効率的な回収や基幹金属を製錬する際の基本原理に関する研究を行います。

資源経済?情報学分野

資源開発の経済性や資源の持続可能性を評価する資源経済学と、最新の通信?センシング?コンピュータ分野などの情報学のアプローチを資源開発に応用する学際的な研究を行います。