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受講者の声

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平成21年度

ウィリアム?ホガースの絵画を読む ―18世紀英国の絵画と社会―

  • ホガースの絵は風刺の効いた写実画、風俗画であり、「娼婦の遍歴」などにみるように、当時の英国社会がつつみ隠さず描かれており大変興味深いもの でした。夏目漱石が「文学評論」で述べているようにホガースはそれまでの上品ぶった高尚がかった画風を唾棄した反骨の人であることに同感した次第です。
  • ホガースの絵画そのものを学ぶのが目的と思っていましたが、背景の社会情勢も多く説明されていて面白かったです。わずか5回で語り尽くすのは難しいと思われましたが、充実した講義でした。
  • 連作絵画というものを初めて知りました。物語性に富み、小説をよんでいるようで、とても楽しかったです。絵画を細部まで鑑賞する楽しさを充分に教えて頂きました。

近現代の日本音楽 ―近代化と国際化の狭間で―

  • ? 音楽についての歴史を勉強したことがこれまではありませんでした。私の母がエノケンの歌が好きで、よく口ずさんでいました。心の中で小馬鹿に していたのですが、「洒落男」の歌が歴史を背負っていることを改めて感じました。夢の中でもいいから、母と一緒に歌いたいなと思いました。何か、一曲を受 講生、みんなで唄ってみたいです。
  • ? 試験のない授業がとても気楽で楽しく学ぶことができました。講義の場所が大学構内ということもあり、学生時代に戻ったような気持ちになり、日常と違う時間が持て、リフレッシュしました。先生の季節感のある和服も毎回楽しみでした。
  • ? 音楽の成り立ちを知ることができて、感謝しています。私自身は、邦楽には殆ど親しむことなく育ちましたが、若い世代に謡曲、民謡、三味線等、 なんでも聞いて、触れて欲しいと思いました。先生の着物姿やお話が毎回楽しみでした。それと、学内の案内板が親切で助かりました。

高校生?社会人のための声楽講座 ―学習方法と歌唱表現―(前期)

  • 特に呼吸の仕方や歌う前の準備などが参考になりました。普段自分で練習する時も必ず呼吸法と準備体操をしています。先生が他の受講生の方に指導している様子を見ることも勉強になりました。
  • 声楽の堅苦しいイメージがやわらいで、楽しめる音楽と感じられたのが良かったです。
  • 長い間歌ってきましたが、この講座のように発声に時間をかけて基本からやったことが少なかったので、とても勉強になりました。発声をしっかりやった後と前で声の違いがはっきり分かりました。先生からの個人レッスンを受ける機会を得て、大変やりがいがありました。
  • 学生の皆さんが親切に指導してくれて、適切なアドバイスもいただき、とても助かりましたし、楽しむことができました。

「地球を調べ資源を考える―地層の観察から秋田の昔を探るー」

  • どんな岩石がいつ、どのようにできたのか探ることにより日本のあるいは秋田の地質学的な歴史が分かりとても興味深かった。普段何気なく見ている石や崖からも多くのことが分かることを知った。
  • 男鹿の海岸に来たり、地層を見ながら通り過ぎたりしても、今日のように岩について詳しく見て、できた時代のことを考えたことはありませんでした。 大変勉強になりました。特に北浦層の上の方まで登って行き、あんなに近くで地層を見ることができるとは思いませんでした。地層の模様の美しさに感激しまし た。
  • 佐藤教授の熱いプレゼンテーションと現地での説明にビックリ???。新しい知識で頭が重くなりました。地球のリズムで歴史を考える、地球規模で考える、インドネシアの誕生やパナマの噂なんてこれまで考えたことがありませんでした。
  • フィールドワーク中心の内容が有意義でよかった。男鹿半島が2000万年かかってできた過程を実感することができた。目潟など男鹿半島の他の地域あるいは、別の地層でもよいし、県内の地質学的観察もしてみたい。

「健康生活最前線!~保健学からの挑戦~」

  • 人生健康でなければ楽しい幸せな生活を営めないと思います。今回の講座で学んだことを、これからの人生の中で生かしていきたいと思います。
  • 久し振りに学生時代にかえったようで楽しく過ごしました。ありがとうございました。やはり、健康についてのお話が一番だと思います。
  • 今、90前後の両親と時々温泉に行ったり、通院のために実家に帰ったりしていますが、このあと、介護等に真剣に向かいあわなければならなくなった 時、どういう接し方があるか、少しずつですが勉強しているところです。年寄りの睡眼について、痛みの緩和等について勉強になりました。
  • 年をとるにつれて、体力の減退と病を得るのではないかという心配が頭をよぎるこの頃「健康生活最前線」のタイトルに思わず飛びつきました。今回は日常生活で実感すること、また話題になっていることを取り上げていただき、どれも非常に興味深く拝聴しました。

「総合自殺予防学インテンシブコース」

  • 自治体での自殺予防対策はもちろん、関係機関、NPO、住民みんなを巻き込んだ活動が予防につながっていくのかなと考えさせられ、今後、市の方で計画する際に役立てたい。
  • 自殺に対応できる地域のネットワークは他のあらゆる社会問題に対しても有効に機能するはずという言葉が印象に残った。しっかりと取り組んでいきたいという気持ちが強くなった。
  • 自殺要因のひとつではなくパターンがあると知り参考になった。でも根本な原因は一つではないが働く場の環境はちっとも良くなっていないように思う。地域づくりだけでは解決できない自殺問題。日本における企業のあり方は問われるべきだと感じた。
  • 話し合いから見えてくるものがたくさんあり、今後の活動に活かせる部分がヒントになり参考になった。話合う事が大切であると実感できた。
  • 海外の自殺対策をいろいろな角度から知ることができた。先生の「海外や秋田でやっているようなことで、成果があることに自信を深めた」との言葉が心に残った。

「中世ヨーロッパの世界」

  • 今回の講座の内容、特に学術的に良く研究し、整理されたレジュメ、視覚教材を見ながらの先生の説明を聞いたおかげで、正確なイメージを持ち得ないでいたキリスト教についてようやく正面から見れるようになった。
  • キリスト教とりわけ教会組織がヨーロッパ世界に進展して行く、その戦略には興味を覚えた。排他的な一神教で当初から他は否定とばかり思っていたが、そうではなかったようだし、当時の人々も様々な宗教を利用して生活していたと知るに及び、今の日本に似ているかもと思った。
  • 西洋中世史について、キリスト教会の動向と関連づけたテーマ史的な構成で、当時の史料を適宜おりまぜた講義は毎回新しい発見がありました。講義後の質問にも丁寧に対応していただき、充実した6日間でした。
  • 幼稚園から小学校にかけて聖書のお話を聞いていたことや、イエスを人間として描いた小説やロック?オペラに接してルネサンスの宗教画(ルネサンス 期も中世かと思っていました)等に興味を持っていたので、イエスの時代からルネサンスを結ぶ時代背景を興味深く聴くことができました。ありがとうございました。

「東アジアの文化と社会Ⅱ」

  • 昨年に続き、2回目の受講でしたが、長く秋田に居住しながら、石川教授の秋田学術学芸文化論を拝聴し、知らずにいた秋田の先人や歴史に触れることができました。是非、単独の講座として、一般の方々に広く知っていただきたく機会を設定してもらいたいと思いました。
  • 先生方の熱心ぶりに魅力を感じます。資料がとても解り易く説明されていて、難しい漢字に仮名をふって下さったのはとても嬉しかったです。学びたい、知りたいと思わせる講義でした。貴重な機会ですので、もっと多くの受講者がいればと思いました。
  • 温故知新でありました。いや知違でした。もっと知新でありたいと再確認しました。いずれ温故創新にならねばならないと思います。そのためにも、こ の一連の講義について無知を少なくしていきたいものです。東アジアの様々な理解を広く深く持たないと、ひいて日本が粗末なものになってしまうと思いました。

高校生?社会人のための声楽講座 ―学習方法と歌唱表現―(後期)

  • 私のような譜面も読めない者がどうにかこうにか今日まで来られたのも、先生また学生さん達のご指導のたまものと深く感謝申し上げます。お陰様で、歌曲(特にイタリア歌曲)が好きになり、今後は何とかしてイタリア語を学んで、人前で歌えるよう勉強したいと思います。
  • 個人指導のおかげで、自分の欠点、勉強法がなんとなく少し分かったような気がしました。今後歌を歌うことがもっと楽しく、表現の幅も広がっていけ るかもしれないと思いました。また、地味ですが細々とでも続けていき、何年か後になって内容を深く理解し体感できるようになりたいと思います。
  • 毎回、先生の情熱的で楽しい講義はとても魅力的でした。分かり易く伝えようとユーモアたっぷりの講義のおかげで自分のどの部分を意識して、どうやって自分の理想とする声に近づけばいいのかがわかったような、わかりかけたような気がします。
  • 自分が発声する上いつも気にしている部分について、先生には的確に指導して頂きました。スムーズに発声できるまで、まだまだ時間がかかりそうですが、練習してみたいと思います。伴奏や高声部を一緒に歌ってくださった学生さんたちに感謝しています。