理工学部 数理?電気電子情報学科 人間情報工学コース
2016年度入学/山形県出身
私はもともと医療に興味を持っていました。姉が放射線技師を目指していたのが理由の一つです。そこで医療業界を調べているうちに、医師になるということよりも医師を支える医療機器への関心が高まり、精密機器メーカーが医療機器に参入していることを知ったので、この学科を選びました。その中でも人間情報工学コースを選んだ理由は、手術を支援するための検査機器の開発やハイパーサーミアの研究を水戸部研究室で行われているからです。
一年次のときは、英語などの教養教育科目、数学や物理などの基礎教育科目を主に学びます。数学などは質問教室を行ってくれるので、学ぶ意思があればついていけなくなるということはありません。後期には、プログラミング実習や情報工学実験が始まります。プログラミング実習は、人間情報工学コースにとって最重要といっても過言ではない授業です。ⅠからⅣまであり、全て必修科目です。ⅠとⅡはC言語、ⅢとⅣではJavaを用いて学びます。私はプログラミングに関する知識はほとんどありませんでしたが、基礎からしっかり学ぶことができ、先生やTAの方も親密になって教えてくれたので、分からなくて困ることがあっても挫折することはありませんでした。
また、実習室は2部屋あり、授業以外の空き時間はいつでも自由に使用できます。設備は最新の状態が保たれており、暑さによるパソコンのトラブルを防ぐために、実習室はいつも涼しいです。夏はクーラーがんがんなので、ぜひ自習しに訪れるといいでしょう(笑)。
二年次からは専門性の高い講義が大部分となり、次第に内容が難しくなります。しかし、勉強に追われて部活やサークル、趣味に時間がとれない、ということはありません。現に私は陸上競技部に所属し、週5で練習していますが、勉強が疎かになることは無かったです。分からないところがあれば、先生方がしっかり説明してくれるからだと思っています。
少し話は変わりますが、私たちのコースには24時を超えるまでバイトをしていると留年するというジンクスがあります。朝起きれず講義に出席できない、、、という理由だと思いますが(笑)。もちろん24時を超えてバイトをしていても成績優秀な人もいます。結局は自分次第ですね。
私は今水戸部研究室に配属され、これからは視覚障害者のための合成音声の研究をします。研究室には気さくな方が多く、教授や講師の方々もみんな優しいです。研究のための設備もしっかりしており、充実した研究ライフをおくれるとわくわくしています!
最後に所属学部(学科等)のキャッチコピーを付けるとしたら...!?
※ 写真撮影:学生広報スタッフ