歴史講演会「古代の秋田を考える」を開催しました。【横手分校】
金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网は1月24日、金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网横手分校（横手市役所本庁南庁舎）において金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网横手分校事業?歴史講演会「古代の秋田を考える」を開催しました。講演会では878年（元慶2年）に秋田で起きた元慶の乱を題材に、本学の熊田亮介教授（教育文化学部文化環境講座）が講演。会場となった横手市役所本庁南庁舎講堂は170名ほどの市民の方々で満席となりました。
講演会の題材となった元慶の乱とは878年3月に出羽国の蝦夷（えみし）が秋田城駐在国司の苛政（かせい）に対して蜂起し、後に朝廷から派遣された藤原保則が武力をさけ、食料支援などの懐柔策をとって鎮静した反乱のこと。
講演を行った熊田教授は元慶の乱の概要や歴史的意義について紹介した他、元慶の乱のキーワードともいえる「蝦夷」にも触れ、「蝦夷と聞くと野人のような姿を思い浮かべる人が多いが、それは間違ったイメージで、実際には高度の文化圏を持つ部族であったと推測される」と述べました。また、その内容については諸説ある平安期編纂の歴史書「日本三代実録」についても解説し、参加した市民の方々は略年表や古代秋田の地図を眺めながら熱心に講演に聴き入っていました。
講演会当日は天候も良く、会場には多くの横手市民の方々にお集まりいただき、市民の皆様の向学心の高さが伺えた一日となりました。
金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网では、今後も秋田県南地域での講演会などを通して、地域に根ざした活動を続けていくことにしています。
歴史講演会「古代の秋田を考える」ポスター【PDF】
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