第87回日本インカレ?女子800mで医学部学生の広田有紀さんが準優勝

表彰台に立つ準優勝の広田さん(左)

 

陸上競技部?松下監督らとともに健闘を称え合った広田さん

 

 医学部医学科5年次の広田有紀さんが、9月6日~9日に川崎市で開催された天皇賜杯第87回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)の女子800mに出場し、2分6秒12 の記録で準優勝を果たしました。広田さんは、準決勝を全体2位の記録で通過、決勝では優勝タイムに惜しくも0.24秒の僅差でのゴールとなりました。

 これまでのレースを振り返り「昨シーズンからウエイトトレーニングも取り入れてスタミナの維持に努めており、先月末にはその成果を確かめるために東北地区大学体育大会の陸上1,500mに出場し、1位を勝ち取ることができた」と広田さん。「今年に入ってから臨床実習が始まっており、最終学年の6年次には医師国家試験受験もあるため練習時間が限られてしまうが、研究してきたトレーニング方法を継続させ、冬季もしっかりトレーニングを重ねて記録更新を目指していきたい」と、抱負を語ってくれました。

 広田さんは、6月22日~24日にジャカルタ?アジア大会代表選考会を兼ねた陸上日本選手権の女子800mへ出場し、2分4秒33の自己ベストを打ち出しています。
 さらに、自己ベスト更新は2分3秒台を目指しており、2020年8月の東京オリンピックという夢の舞台に立つことも大きな目標としています。

広田さんの言葉から、将来は陸上を通して経験したことを生かし、「アスリートの悩みを支える、分かってあげられる」医師になることを目指して、文武両道を貫いていく覚悟が感じられました。