セルフケア講座を実施しました(R7.9.17、10.1、10.15)

① セルフケア講座の初回(6/11)は越後谷分校長が講師を務めました

 

② 久米教授による「柔軟体操」の様子

 

③ 久米教授による「コグニサイズ」の様子

 

 金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网男鹿なまはげ分校は、男鹿市との共催で「セルフケア講座」を実施しました。この事業は、男鹿市地域包括支援センターで実施している「セルフケア講座」に、金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网医学系研究科から講師を派遣するもので、地域包括ケアシステムの一環である自助?互助について学ぶ機会を提供し、また、市民の健康寿命延伸につなげることを目的としています。  
 今年度は、男鹿市船越の長沼会館にて、5月から11月まで隔週で計12回実施する講座の内、3回分(9月17日(水)、10月1日(水)、10月15日(水))の講師を医学系研究科保健学専攻の久米裕教授が務め、受講者は運動器機能向上や認知症予防のための運動?脳トレを学びました。
 毎回、講座のはじまりには、男鹿市の保健師が血圧を測り、「よく眠れましたか?」など対話しながら体調について確認します。その後、講師から何に効果のある運動なのかポイントを教わりながら、ほとんど椅子に座りながらできるような柔軟体操、筋トレ、有酸素運動、コグニサイズを、階段を上がるように少しずつ負荷をかけて行いました。
 コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語で、英語のcognition (認知) とexercise (運動) を組み合わせてcognicise(コグニサイズ)と言います。今回は、数を数えながら手足を動かし、3の倍数で手をたたくもの、懐かしの唱歌を何曲か歌いながら手足の動作を加えるもの、2人組で向かい合って足踏みしながら「あんたがたどこさ」を歌い、「さ」で手と手を合わせるもの、4~5人のグループで輪になって足踏みしながら野菜の名前を順番に挙げていくものなど、何種類か行いました。口と手と足の動きを同時に意識するので、間違えてしまうこともありますが、間違っているうちが認知症予防への効果が高いそうです。
 久米教授からは、「間違いを楽しみながらやっていきましょう。」「1人で黙々より、誰かと一緒に笑い合いながらやった方が、予防効果が高いそうです。」「痛みが出るまで無理せず、程良いところでやめましょう。」などの声かけがあり、会場は終始笑い声があふれる和やかな雰囲気でした。
 講座終了後には、「楽しかった」という声が飛び交い、受講者の皆さんは大変リフレッシュされた様子でした。セルフケア講座が終了した後も、ぜひ自主グループとして定期的に集まって、楽しみながら健康管理や介護予防の活動を継続していただきたいと思います。
 
 主 催:男鹿市地域包括支援センター、金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网男鹿なまはげ分校、地域共創機構
 実施日:金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网7年9月17日(水)(13名)、 10月1日(水)(13名)、10月15日(水)(12名)
 講 師:久米 裕 教授(医学系研究科 保健学専攻 作業療法学講座)
 会 場:長沼会館(男鹿市船越地区)