男鹿市で「加茂青砂で鯛まつり」を開催しました。(H24.5.26)

調理に取り組む学生

 

地域の方々との懇談

 

「テングサ」について教わる学生たち

 

 5月26日(土),男鹿市戸賀加茂青砂地区で「加茂青砂で鯛まつり」を開催しました。この催しは,地域課題の解決に向けて住民の話し合いの場を作るとともに,男鹿市で行われている名物行事「鯛まつり」を,観光客を対象としたものだけでなく市民の季節のお祭りへ転換し,地域食材を活かした地域活性化を目指すこと,また,学生が参加し,ともに活動することで地域への理解を深めることを目的に実施しました。

 当日は,教育文化学部の学生5名が参加し,会場の設営や鯛料理の調理を行いました。会場となった「かもあおさ笑楽校」には,地域住民24名が訪れ,学生と教職員が準備した鯛飯や寿司,潮汁を食べながら,海辺の集落での暮らしや大学生活,就職活動について話をし,テーブルを囲みました。中には,卒業論文のテーマについて意見を聞く学生もおり,テーマにしている「テングサ」について,イベント終了後に地域の方が実際にテングサを持参してくださり,加茂青砂地区で採れる種類や食べ方など熱心に話を聞いていました。

 参加した地元の方からは「他の人たちとの交流が面白く,昔の『結』のような助け合いの心を思い出した」「若い人たちと話せてよかったので,またこのような機会がほしい」といった声が聞かれました。

 今後は,今回のイベントをきっかけとして交流を深めながら,地域活性化へ向けての取り組みを続けていく予定です。