ふるさとの風景に学ぶ
- 米づくりで紡ぐ心と自然 - 第3回目開催しました
5月24日(土)と25日(日)の2日間で、3回目の活動を行いました。今回の参加学生は19名でした。
まずは昼食の支度、食材を求めて里山に入り、わらびやふきを採りました。
今回は、翌週の田植えに備え田んぼの最終調整です。水を張り、田んぼの表面を平らにならしていきます。田んぼは意外に傾きがあるもので、人力により土を移動させていきます。
地元の阿仁前田小学校の子どもたちと枝豆の苗を植える作業も行いました。元気な可愛い子どもたちでした。
次回田植えの準備が無事整いました。
【事業の趣旨】
自然の土壌に生きる微生物の力を最大限活用した環境保全型農業を、里山の自然がそのまま保存されている『秋田森のテラス』の土地でかつて棚田として耕作していた場所を使用し、棚田の復元から実際に作付けし収穫するまでの作業工程を一貫して行う。現代農業の課題を見いだし将来に向けていかに克服するか、調査研究を通じて解決していこうという取り組みである。
加えて、里山ならではの生態系に触れ里山に支えられ生きていることを感じ取ることや、現在の農業が抱える耕作放棄地の課題も学び取り、ふるさと再生について考えていく。