ふるさとの風景に学ぶ
- 米づくりで紡ぐ心と自然 - 第4回目田植えを行いました

 6月1日(日)田植えを行いました。
 早朝8時から作業を開始し、陸上100Mトラック大の田んぼ1枚、テニスコート大の田んぼ3枚、学生自ら復元した棚田3枚に、あきたこまちやもち米の苗を丁寧に手植えしました。

 真っ直ぐに等間隔を保つため、目印の付いた縄を使い、横一列に並び息をあわせて植えていきます。
 簡単なようで、これが意外と難しいのです。慣れが必要でした。

 


 


 


 昼食は、地元の羽立地区のお母さんたちが作ってくれた、比内地鶏の鶏ガラで出汁をとった特製「だまこ鍋」。
 おふくろの味、そして体を動かした後の味は格別でした。

 


 今回は、20人の学生が参加しました。

 




【事業の趣旨】
 自然の土壌に生きる微生物の力を最大限活用した環境保全型農業を、里山の自然がそのまま保存されている『秋田森のテラス』の土地でかつて棚田として耕作していた場所を使用し、棚田の復元から実際に作付けし収穫するまでの作業工程を一貫して行う。現代農業の課題を見いだし将来に向けていかに克服するか、調査研究を通じて解決していこうという取り組みである。
 加えて、里山ならではの生態系に触れ里山に支えられ生きていることを感じ取ることや、現在の農業が抱える耕作放棄地の課題も学び取り、ふるさと再生について考えていく。