金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网5年度金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网地域防災減災総合研究センターシンポジウム「秋田県の記録的大雨災害の現状と防災?減災への展開」を開催しました。(R5.11.11)

 

 

 

 

地域防災減災総合研究センターは、金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网5年11月11日(土)に、秋田駅前のホテルを会場に、金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网5年度金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网地域防災減災総合研究センターシンポジウム「秋田県の記録的大雨災害の現状と防災?減災への展開」を開催しました。
このシンポジウムは、2023年7月に発生した秋田県内の記録的大雨災害に焦点を当て、基調講演及びパネルディスカッションを実施し、有識者?行政機関?大学それぞれが知見を発信することで、今後の防災?減災対策について考え、地域防災力向上に寄与することを目的として開催したものです。
当日は、会場参加52名、Zoomによるオンライン参加48名の計100名が参加し、地域防災減災総合研究センターの尾野恭一センター長の開会挨拶に始まり、基調講演とパネルディスカッションを実施しました。
東北大学大学院理学研究科特任教授で、元?気象庁長官の西出則武氏による「自然災害を正しく恐れ、正しく行動するために知っていて欲しいこと―日本海中部地震から40年、秋田豪雨を振り返って―」と題した基調講演では、始めに、今年で40年の節目となる日本海中部地震に触れながら、津波警報がこの40年でどう変遷したかについて説明がありました。その後、近年の各地での豪雨災害について例を挙げながら説明があり、気象庁による線状降水帯予測の取り組みについても紹介されました。西出特任教授は、「予測されている自然現象と自分の状況から、危険性を正しく理解し正しく行動してほしい。」と述べました。
また、秋田県建設部部長の川辺透氏による「7月豪雨の被災状況と今後の復旧方針について」と題した基調講演では、7月の豪雨による秋田県内の被災状況と今後の復旧方針などについて説明があり、ハード面に加え、「あきた河川メール」などのソフト面も一体となった対策の推進について示されました。
続くパネルディスカッション「記録的大雨災害の教訓と防災?減災に向けての展開」では、地域防災減災総合研究センターの水田敏彦教授をコーディネーターに、各パネリストが発表を行いました。始めに秋田市上下水道局の白旗史人課長と建設部の鷲谷英智課長が、秋田市の浸水被害状況や今後の対策について発表し、その後、地域防災減災総合研究センターの構成員である、中永士師明教授(医学系研究科)、林武司教授(教育文化学部)、渡邉一也准教授(理工学研究科)、門廻充侍講師(新学部設置準備担当)らが、今回の大雨災害に関する状況や取り組み、今後の防災?減災に向けての展開を、それぞれの専門分野から発表しました。
参加者からは、「7月の大雨災害について、それぞれの専門家から様々な目線でのお話を伺うことができとても参考になった。」、「地震という災害から始まった防災への取り組みが、近年、雨という災害も増えたところ、様々な観点から、災害をみつめる良い機会になりました。」という感想が寄せられ、大雨災害について多角的に考えるシンポジウムとなりました。