「防災サイエンスカフェin若美大学」を開催しました。(R5.11.17)

 

 

 

 

 

地域防災減災総合研究センターは、金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网5年11月17日(金)に、男鹿市の若美コミュニティセンターで、「防災サイエンスカフェin若美大学」を開催しました。
「防災サイエンスカフェ」事業は、県内各地の地域住民の方々等を対象に、「防災」をテーマとして行う公開講演会です。今回は、金鲨银鲨_森林舞会游戏-下载|官网男鹿なまはげ分校とのつながりから、「若美大学」(主催:若美公民館)内において開催し、男鹿市若美地区の地域住民38名が参加しました。
今回は、サイエンスカフェ?マスターとして尾野恭一センター長が進行役を務め、午前の部と午後の部で、2名の教員が講話と質疑応答?自由意見交換を行いました。
午前の部では、地域防災減災総合研究センターの水田敏彦教授が、「男鹿市の過去の地震災害を探る~若美町を中心に~」と題して講話を行いました。講話では、1939年(昭和14年)に発生した男鹿地震に関して説明があり、水田教授は、残されている写真や資料を示しながら、当時の被害状況や人々の様子を参加者に解説しました。また、質疑応答?自由意見交換では、会場の参加者から、1983年(昭和58年)に発生した日本海中部地震の体験が語られ、実際の経験者の貴重な話に全員が耳を傾けました。
続いて、午後の部では、理工学研究科の荻野俊寛准教授(地域防災減災総合研究センター災害レジリエンス部門)が、「2023年7月豪雨による秋田県内の土砂災害事例」と題して講話を行いました。講話では、「土砂崩れ」、「地すべり」、「土石流」の違いについて、実際の映像等を交えて説明があったほか、2023年7月の豪雨により発生した県内の土砂災害について説明がありました。
参加者からは、「今日の教訓を生かして、いつ起こるか分からない災害に対処していきたいです。」などの感想があり、防災に興味や関心を持ってもらうきっかけとなったようでした。