『FW』
渡航先:セルビア
研修機関:JICAバルカン事務所、ベオグラード大学ボール校、ボール鉱山冶金研究所、
RTB-Bor(製錬所)、Majdanpeck mine(銅鉱山)
8月10日から8月29日まで、海外資源フィールドワーク(以下、FW。※)でセルビア共和国に渡航しました。
南東ヨーロッパ、バルカン半島中西部に位置し、日本から飛行機で約15時間かかります。活動拠点Bor市までバスで5時間移動しました。現地では、ベオグラード大学ボール校の見学、現地学生と実験、プレゼンテーション発表を行いました。一番印象に残っているのは、野外実験です。河川に実際に入り、自分で採取した試料を用いて実験を行いました。鉱山廃水の影響を肌で感じることができました。その他、貴重な経験となったのは「日本との違い」を感じたことです。場所が離れていることもあり、話す言語はもちろん、気候、食べ物、はやっている曲など違う点がたくさんありました。
日本で当たり前としていたことが通用しませんでした。違いを一つひとつ発見し体験できることが新鮮で面白かったです。これらを通して、今まで授業だけで得た知識について鉱山見学、実験を経験したことにより関心がさらに深まりました。
このFWで学んだことを忘れず、これからの学習に活かしていきたい。
※海外資源フィールドワーク:資源に関する最新の実情について、海外で調査し、
学ぶことを目的とした3年次必修科目の実習。
(記:武石亜里奈)